実態が分かっていない新型コロナウイルスです。
そう前置きしながら、いかにも知ってるかのような話し方する専門家がテレビでしゃしゃり出すぎ。
「ベランダに出た時手洗いするべきか」
の質問に、
「もし手すりなど触れるようでしたら、念のため手洗いはしておいた方がいいでしょう」
このコメントだとまるで黄砂かスギ花粉みたいに、空気中をコロナが大量に飛び散っているようなイメージを沸かせているじゃないですか。だったら戸外での運動など推奨されないでしょう。完全に部屋に閉じこもれってことと同じになります。
日本医師会は早い時期から「みんながコロナにかかっていると思って行動しなさい」と信じられないことを言いました。何を言いたいのでしょうか?本気で言ってるとしたら人を見たら泥棒と思えと同じで、同居の家族も患者と思って、家の中でも離れて暮らし、消毒手洗いの作業で1週間も持たず疲弊しちゃいます。単に手洗いとマスクの着用をして欲しいというのとは違う見えない圧力を感じます。
一方で先日TVに出ていた東京都医師会の副会長のマスクの付け方は完全にアウトでした。自治体の職員もTVで見る限り半分くらいは間違ったつけ方しています。まず都知事や首相の布マスク、ガーゼマスクは全く意味なし。隙間だらけです。不織布マスクらしいマスクつけていても鼻のところの隙間を埋めていない使い方が非常に多いです。漏れ率で言えば100%でしょう。千葉県知事は、しゃべりにくいのか盛んにマスクに触れていました。またある病院のひげもじゃの感染症専門医は、特殊なマスクをつけない限りひげは剃るべきじゃないでしょうか?
以上何もわからない状況下で「正しく恐れる」ことがいかに無意味かお判りでしょう。多くの人がいろんな情報に振り回されて精神をすり減らし、コロナ関連精神疾患や、フレイル(虚弱の意味で筋力低下に伴う活動性の低下をさす)、生活習慣病の悪化が危惧されます。他国と違って日本のコロナ対策方針の唯一いいところは、戸外活動はむしろ奨励されていることです。コロナパンデミックをむしろチャンスととらえて、いかに運動が健康に寄与するのかを実感した人間が勝ちだと思います。