イタリアでのコロナウイルスの広がり方は信じられないほどの悲惨な状態です。一方日本のコロナの広がり方はオーバーシュートするわけではないが収束の兆しも見えない。確かに検査を碌にしていないから感染数は非常に少ないですが、でも死亡数も少ないので、ここで検査をたくさんしたらむしろ死亡率は下がります。
このことを自分たちの成果だと言外に含めている専門家がいることには唖然とします。
「日本人は、まじめで手洗いもマスクの着用率も高く、また政府が外出禁止を要請したらみんな従うじゃないですか。今年のインフルが少なかったのもそんなことが原因ですよ。イタリアは初期の水際作戦に失敗したんじゃないでしょうか。それにハグする文化もあるし」てな感じです。
おいおい、インフルは正月休み以後は急激に終息したんだよ。コロナ流行る前だぞ!それにハグする文化ならイタリア全土で流行するはずでしょ。どうしてロンバルディア州だけオーバーシュートするんだ?
ここで思うのですが、これほどにも違いがあるのはウイルスの型が少し違うんじゃないかという疑いです。インフルは頻繁に型を変える性格がありますが、その能力をコロナも備えた可能性はないのか?
となると今後イタリア型のウイルスが流行する可能性だってあるかもしれません。