口テープと喉はちみつで9割の風邪は防ぐことは自己人体実験で実証済み。
これを患者さんに言っても、まず実践してくれる人は2,3割です。多くは聞き流しです。いったいこういう人は風邪による損失をどう考えているんでしょうか?毎回毎回風邪ひいて、1週間時に2週間も3週間も不快な日々を余儀なくされ、それでも次なる一歩を踏み出さずに・・・
「ボーッと生きてんじゃねーよ!」
と、心の中では叫んじゃいます。またいろいろ言い訳する人も多い。
「テープは、はがすときに痛い」「テープかぶれする」「はちみつは甘すぎる」「はちみつは好きじゃない」勝手に言ってろ!
医者もレベル低いです。風邪に対する他院の処方を見ると「こんなもの処方するんかよ!!!」と、ヴィネの拳がプルプル震えています。いまだに抗生剤、ロキソニン、抗アレルギー剤、多くの鎮咳去痰剤。たくさん出せばどれか当たるだろう的な処方です。
「ボーッと処方してんじゃねーよ!」
閑話休題。外に怒りを向けても何も得るものはありません。
ヴィネの口テープと喉はちみつは喉からくる風邪には絶大な効果がありますが、時に鼻からくる風邪には無力です。また、のどからくる風邪も、のどの症状が収まった後に鼻水になることも少なくありません。喉と鼻は通じているから、遅れて鼻症状が出るのは理解できます。こんな時の対処法がまだなかったのです。いえ、鼻うがいすることがいいとなんとなくわかっていたのですが、このところ試す機会がなかったので、実証できていなかったのです。
そしてついにそれを試すチャンスが訪れました。1月16日の昼ランのあと、すぐにシャワーを浴びずに10分くらい頭部から汗が流れてく来る状態を放置していました。すると、2時間くらいしたら左鼻腔から鼻水が・・・・・。
「やば!」
やっぱランの後の汗の処理は決して怠るべきじゃなかった!このままでは次の日の診療時「あら先生、風邪ですか?」っと患者さんに言われそう。いつも風邪の対処法を口角泡を飛ばして説明しているヴィネとしては、その言葉は拷問に近い!
ここではたと鼻うがいを思いつきました。生理食塩水を100ml、レンジでチンして温めてうがいしました。一回では完ぺきではなかったようなので、帰宅後さらに300mlの鼻うがいをして、早めに寝ました。
次の日・・・
アメイジング! 完璧、パーペキの鼻になりました。
これで全ての風邪の、非の打ちどころもない対策を手にしたことになります。人間が一番罹患しやすい病気は癌でもなければ糖尿病でも心疾患でもありません。ずばり風邪です。その完璧な早期の治療法を発見したわけですから、これぞまさにノーベル賞を凌駕する発見ではないでしょうか!?