2020年の幕開けとして、ランパンを裏返しても履ける”リバーシブルランパン”の可能性はないのだろうか?という素朴ながらも前人未到の前衛的かつ野心的な実験を、本日、意を決して強行しました。
ここで普通のランパンを裏表逆に履くことをイメージしているあなた!そりゃだめですよ。そりゃ単なる変態おやじ。ここで必要なのは、それなりのランパンです。
じゃーん!
ちょっとくたびれてますが、インナーがハーフタイツになっているランパンです。あまり見かけませんがこれがリバーシブルランパンには必須のアイテム。
毛がにの脚みたいな太い太ももの持ち主のヴィネにとっては、このタイプのランパンの存在は救いの神です。これを履くとまたずれを起こすことがないからです。
またずれ防止なら単にハーフタイツでもいいのですが、そこはやはりランナー。ランパンに対するあこがれというか崇拝の気持ちを隠すことはできません。
このランパンを裏返しにすると下のようになります。
「おお、これはまさにハーフタイツ」誰の目にも裏返しに履いたとは思わ
れない完ぺきなまでのリバーステクニック。しかも今朝これで走って何の違和感もありません。いつものように普通にこのランパン履いて走ったのと寸分の違いもありません。
ところが後ろを見ると、下のように商品タグ丸出し。これではだれの目にもボケたおやじが裏返しに履いたと思われ、恥ずかしい思いします。
でもそれは現時点で仕方ないことです。だってメーカーはリバーシブルとして作ったわけではないし、まさかこれをリバーシブルで履く斬新なアイデアを持ったランナーがこの世の中にいるとは想定していないからです。
そこで提案です。これをリバーシブルとして積極的に商品開発するのです。もちろん商品タグは目立たないように内部に隠して付けます。さらにインナーのデザインをアウターとしても使えるように知恵を絞るのです。そう、贅沢を禁止した江戸禁止令のもと、江戸っ子たちがとった粋な手段を現代ランパン文化に蘇らすのです。つまり表地は質素で色やデザインの規制を受けても、裏地にこそ趣向を凝らして、精巧・華美な装飾を凝らし粋を競うのです。
いつものランニングの時、周囲はチラチラと見え隠れするインナーのデザインに心を奪われ、「いったいインナーにはどんな粋なデザインが隠されているのだろう」と興味をもって眺めるでしょう。そして頃合いを見てインナーのすべてさらけ出すことにより、彼らは「ビュ~~~~~~ティフル」「アメイジング!」「インクレディブル!」と、惜しみない賞賛の拍手をランナーに送るのです。
今マラソン界はナイキのヴェイパーフライに独占されて、他社は肩身の狭い思いをしているに違いありません。箱根を見ていてもみんなピンクのシューズで金太郎飴状態。個性がなさすぎ!他社は恥も外聞もなく物まね商品を世に出していますが、ヴィネはこのアイデアをアシックスに提供して、これを2020のアシックス復活の起爆剤として商品化してほしいと思います。
え?今日ヴィネが裏表間違えて履いて走っただけじゃないかって?(~_~;)
NO!
NO!
Get out of here!!!!!(出てけ)