今朝しかありません。明日から雨だし、明後日の台風19号直撃に対してできる対策は風が穏やかな今朝しかないのです。
台風15号で煙突周囲から雨漏りして、おそらくこの煙突が揺れて根元にクラックが入ったのではないかと、昨日業者に見てもらったところ、雨漏りの原因は煙突の根元のあたりにはないとのことでした。
ではほかに疑える原因は?もう残るところは排煙口しかありません。
猛烈な風が四方八方に吹き荒れ排煙口からどんどん好き放題に入ったに違いありません。
だったらここをふさぐしかない。昨夜いろいろ考えあぐねた末、煙突に脚立を建てて上って何ができるか考えました。ブルーシートで被えるか?覆えたところでブルーシートをどうやって固定できるか?
いくつかの可能性を考えて今朝7:30、道具と材料をもって屋根に上りました。地上では無風かと思っていましたが屋根の上は案外風が吹いています。ブルーシートは風にあおられてとても一人でする作業の手には負えませんでした。
爽やかな朝です。地上では通学する中学生が三々五々と通り過ぎていきます。屋根の上でヴィネが作業していることなど気づくはずがありません。もしここで足を滑らせて地上に落下したら相当の確率で死にます。
「医師、屋根修理中に転落死 慣れない作業で足を滑らせコンクリートに激突 地元ではランニング好きの医師として知られていたが、?64歳の自分の運動能力を過信したか?」
そんな新聞記事が頭に浮かびました。
冷静になって考えました。できるだけ風にあおられない方法がいいはず。ならば丈夫なビニールでぴちっと覆えばいい。幸い排気口周囲の素材は板金でした。だったら布テープでビニールを隙間なく覆えるはずです。そこでこの煙突の上に乗って腹ばいになりビニールを固定しました。写真はその出来上がり。ビニールは人工芝を買ったときのカバーでした。丈夫だったのでとっておいたのが役に立ちました。
出来上がりは満足できるものです。配色も悪くはないかなと自己評価。これで今度の台風の時はかなり安心できますし、煙突をだっこしてなくてもよさそうです。終わったのが8:45。急いで病院に直行し、9時からの診療に間に合いました。ランにはちょうどいい天気でしたが、3年ぶりの屋根から見る風景も悪くはなかったです。