ローラがSNSで辺野古埋め立てに反対の立場の意見を表明したところ、いろいろな反応がありました。中には「芸能人のくせに」「ほかに代替案があるのかよ」とか、「政治問題に芸能人は反対の立場取るな!」といった意見が少なくはなかったとか。
欧米に目を向けると、芸能人が政治的発言をすることは珍しくなく、それを非難する声は見当たりません。それどころか芸能人は自分の影響力を意識して行動しているようです。マイケル・ムーアの激しいトランプ批判はいまだに記憶に新しいところです。
一方ローラの意見はとてもマイルドなものに思えたし、少しも不快感はありませんでした。TVでは「ため口」発言が多くて、頭より容姿を売りにしている芸能人という印象でしたが、自分の意見を言える数少ない勇気ある芸能人って感じです。最も本人はそんな勇気なんて意識していなかったと思いますが。
自治体で公共施設の貸し出しの際に、その団体が政治的な内容の講演会を開催しようとすると、施設を貸さないという対応をするところがあります。その時の言い訳が「政治的中立」という逃げの文句。本心は「政権に逆らうと後の仕打ちが怖い」というチキンハート。政権よりの講演会だと問題なく貸し出すくせに。
話は変わりますがスポーツ界でも日本人は自分の意見をあまり表明しないので、記者会見で海外の記者が集まらないと言われています。英語が不得意と言う側面もありますが、インタビュー内容がつまらないのでしょう。
全豪オープンで大阪なおみの後に錦織圭のインタビューになったら、海外メディアが一斉に退席したとのことです。錦織も英語は堪能なはずですが、話す内容にウィットがなくつまらんのでしょう。
翻ってヴィネですが、ブログでは直接的な言い方は避けていますが、賢明な読者ならヴィネがどんな考えを持っているのか、どんな政治的意見を持っているのかは明らかでしょう。