ランをしているとしばしば池のはたで何人ものおっさんたちがたむろしているところに出会います。例外なく競うように2,30センチもの長さの望遠レンズ付きの高そうなカメラを持っています。
リタイアして時間はたっぷり。お金もたっぷり趣味につぎ込むことができるのでしょう。
彼らが待ち受けているのはカワセミ。
池の真ん中に突き立てた棒に止まるのを待っているのです。
カワセミはいつ来るかわかりません。すごく気の長い勝負ですよねえ。ほとんどの場合、おっさんたちは何もすることなくぶらぶらして立ち話しているのです。
実は昨日ランで帰宅途中一羽の鳥がヴィネを追い越して2,30メートル先の側溝の手すりに止まりました。体の割にくちばしが長いのでまさかとは思いましたが、カワセミでした。300メートル手前にはカッパ池がありますので、このあたりを縄張りにしているのでしょうか。
数年前にはこのあたりでフクロウも目撃しましたし、イノシシも出没します。自然が豊かというのか、田畑が荒れ放題になっているというのか、これからこういう光景に出くわすことが多くなりそうです。