5月4日に新聞の記事に「やきとりユカちゃん」の店主、藤嶋由香さんの意見が掲載されています。
緊急事態宣言の時に店を閉めたものの運転資金の融資がなかなか振り込まれず、こうなったら「新橋一揆」と称して店を開けようと発案し話題になりました。また、感染症対策に知恵を絞り、新しく開店した店に、火を使うのでアクリル板は置けないので、最新の排気ダクトを設置しました。
この排気ダクトですが、ヴィネはもう一年以上前から、「飛沫対策はいろいろやっているけど、エアロゾル対策ができていない。危ないのは飛沫よりエアロゾルだ。対策としてすべての飲食店に焼き肉屋の排気システムを導入するのに国は補助金出すべきだ」と主張しました。同じ発想をする方が最低一人いることに少しだけ満足しました。
藤嶋さんは国会審議をテレビで見て衝撃を受けたとのこと。つまりガースーは棒読みするような答弁ばかりで、堂々と居眠りする大臣もいたのです。
そう、この程度なんですよ、政治家は。野党の質問にはまともに答えず。議論が成り立っていません。これって民主主義ですか?こんなふうに決まった法律で、憲法で保障された自由が制約されるのかと思うとばかばかしくなったと藤嶋さん。これなら自分で判断したほうがましだと、自信をもって感染症対策した新しい店舗は緊急事態宣言後も営業したとのことです。
現場で苦労する人、知恵を絞る人のほうが、国会で選挙と金のことしか考えていない議員のコロナ対策よりよっぽど考えていますよ。そしていいアイデアを出しています。もう議員の頭ではコロナ対策を考えることはできません。せめて専門家がこういう民間で考えているアイデアを取り入れてくれたらなあと思うんですが、専門家も頭はいいんですが、針穴から世間を見ているような人たちだからむりかあ~。