全国ほとんどの自治体で高齢者のコロナワクチンの予約が始まってますが、当院に来る患者さん、みんな文句たらたらです。
市原市では65歳以上の高齢者が85,000人います。それに市役所のコールセンターでは20人で対応しているとのこと。仮に一度に1000人が電話したとしても、全然つながらないというのは容易に想像できます。また一人の高齢者に対して家族が2,3人電話したらどうなるでしょうか?
以前にも言いましたが、当院では当院に通院してくる患者さんは、原則全員当院で受けられる体制をとっています。普通に再来できて予約とる人もいれば電話でとる人もいます。全然パニックにはなっていません。ある医療機関では早朝から予約とりに高齢者が行列を作り、警官が出動して整理に当たったという話も聞きます。
今日来た患者さんはある病院に電話したら『直接当院に電話されでも困る。こっちも忙しいんだから。つながらないといってもいつかはつながるかもしれないから市役所に電話し続けなさい』」といわれたとか。
本来はすべてのかかりつけ医が自院で見ている患者さんは自院で注射を打ってあげることにすれば、スムーズに事が運ぶはず。また患者さんも安心して受けられます。それが「地域医療に貢献する」ではないではないでしょうか?かかりつけ医がいない場合だけ市役所が集団接種会場に振り分ければ、コールセンターが混雑することもないはずです。
な~んでこんな簡単なことがわからないのか、ヴィネには全く理解できません。