学校健診では男子は上半身裸で、女子はTシャツを着たままで、診察の時には生徒のほうからその裾を少しめくって、医者は中に手を入れて聴診器を当てるやり方をしていました。大方皆さんも同じやり方をしていると思います。
しか~し!
これでは男女不平等ではないでしょうか!!どうして男子だけ上半身脱がなきゃいけないのでしょうか?もしその理由が、正確な皮膚状態の視診も必要だというのなら、女生徒は正確な視診は不必要となるのではないでしょうか?
そこでヴィネはこの不平等を解消するべく行動をとりました。
それは、
「男子生徒もTシャツを脱がなくてもいい」ということにしたのです。(誰ですか、その逆を考えたのは!)
するととてもいいことがありました。診察の流れがとてもスムーズになり、時間短縮になったことです。男子の中でも人前で服を脱ぎたくない人だっているでしょう。そういう人への配慮にもなったはずです。
もともと内科健診では皮膚の所見をとっても、それで医療機関受診にはつなげることができないのです。つまり服着ていても診察には何ら問題ないってことでした。
なーんだ、こんなこと気づかずに20年もやっていたんだ。恐ろしやマニュアル人間。