このところのランニングはいまいち切れがないというか、だらけているというか、スピードが出ていません。
もうそういう年なのか、まだ少しは最後のあがきで記録を狙える隙間があったのに、膝をオペしてわずかなチャンスを逃してしまったのか。そんなん思いを頭の片隅に浮かべては消して、あるところではそれを受け入れなきゃいけないと心の準備をしたりしたりしていた。
ところが今日は違いました!
気温はそれほど高くはありそうませんが、湿度が高く風が強い。朝は雨が降っていたので走らず、帰宅ランもどうしようかと思い、迷っていましたが、「ここで走らないと後で後悔する」と思い直して走り始めました。
2,3キロすると「あれ、、今日は距離が進むのが速いなあ」と感じてきました。いつもとはちがうコースを取ったのでそう思われたのかもしてません。そうなるとはじめは数キロでいいかと思っていたのが欲が出ました。
「10キロ、いやいやもっと行けそうだ」
そして20キロ走ることにしました。すると心の変化だけではありません。途中少し下りが入っていたとはいえキロ4分57秒が出ました。そこから少し走りに意識を集中してみました。
そうそう、もっと膝を上げて路面を前足部でキャッチして、腕の振りも意識して、背筋もだ。
するとどうでしょう、スピードはみるみるアップしてきました。上りのあるところも向かい風もろに受けても、時計を見ると最近見たことない驚く数字。最終的には最後の5キロは平均4分46秒。最速4分25秒で走りきることができたのです。
こんな走り、確か2年4か月ぶりかなあ。