タイトルの質問を受けたのはここで2回目です。
ヴィネがランニング中にここで水を汲んで飲んでいたら、利口そうな柴犬を散歩させていた60歳くらいの白髪の男性が声かけてきました。
「たぶん飲めると思いますよ。どのくらい深く掘ってるか知りませんけど、変な味はしないし、飲むと言ったってたまに飲む程度だから多少農薬が入っていても害は少ないでしょう」
以前はこんなこと言ったら質問してきた中年の女性が黙ってヴィネに背を向けて立ち去っていきました。なんか悪いこと言ったかあな、と思ったのですが、今回は話が弾みました。
「あ、ほんとがメダカも泳いでいる。へえ、この水一年中枯れないんですか、見た感じはきれいですよね」
「まあ、見た感じで濁ってたらヤバいですよね。ここ(側溝)はずっと先までメダカいますよ。本当かどうか知りませんが、この先には蛍がいるって聞いたことがありますけど」
「本当ですか、カワニナいるかなあ。あ!いた、ほらあれがカワニナですよ」
確かにカワニナはいますが、たしか蛍は清流には育たないんじゃなかったっけ?このおじさん話が続きます。
「この先に有吉公園があるでしょ、あそこの池もきれいですけどね、シジミがいるんですよ」
ちょっと待った!シジミは河口とか汽水湖に住む二枚貝だよ。こんな内陸の池にいるわけないでしょう。そうおもっても、このおじさんシジミと信じ切っています。夢を壊しちゃいけないと思って軽く驚いて同意しておきました。
疲れ切ったランの途中で見知らぬ人との会話が楽しめました。